2018/4/9
お客様各位

iRemocon WLA系モデル ファームウェアバージョンアップのお知らせ

平素は弊社サービスに格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
本日より、以下の問題に対応したファームウェアの提供を開始しましたのでお知らせいたします。

■ 対応内容
無線LAN製品の暗号化技術であるWPA2において、「KRACKs」*1と呼ばれる脆弱性があるとの発表がありました。
本問題はクライアント端末が無線LAN機器のアクセスポイントに接続をしている環境ににて、攻撃者が物理的にそのネットワークにWi-Fi接続ができる状態でのみ発生する問題ですが、WPA2の脆弱性を突いた攻撃をうける可能性があることが確認されています。

*1 KRACKsとは、「Key Reinstallation AttaCKs」と言われるもので、攻撃者が物理的にWi-Fiで同じネットワークに接続できる環境にいれば、Wi-Fi通信でWPA2を用いて暗号化された情報を傍受することが出来る攻撃手法です。

https等で暗号化された通信、WPA2以外で暗号化されたWi-Fi接続については、KRACKsを用いても攻撃者に傍受されることはありません。
また、攻撃者が同じWiFiアクセスポイントに接続できなければ傍受することはできませんので、SSIDおよび接続パスワードの管理を徹底することで攻撃者から同じWiFiアクセスポイントに接続されるリスクは非常に少なくなります。

本アップデートでは上記問題に対応したファームウェアの提供となります。

■ 対象iRemocon機器について
iRemocon 03WLA系モデル(iRemoconWiFiアプリ使用モデル)
IRM-03WLA /IRM-03WLA(SA)/IRM-03WLA(IC)/ IRM-03WLA(NE)モデルにおいて
ファームウェアのバージョン v3.0.4〜v3.4.5が対象となります。
適用後はv3.4.6になります。

■適用方法
iRemoconWiFiアプリからファームウェアのバージョンアップを行います。
現在ご利用中のiRemoconWiFiアプリを最新バージョンにアップデートして下さい。
(iOSアプリ 4.2.11以上 / Androidアプリ 4.1.9以上)
※バージョンアップ中は絶対に電源を切断したりしないでください。故障の原因となり、保証対象外となります。

ファームウェアバージョンアップの手順については各アプリのヘルプを参照ください。

1) iOS 端末の手順
下記の「登録済み機器の設定変更」の説明ページより、以下項目をご参照下さい。
・設定メニューについて
・ファームウェアバージョンアップ
[登録済み機器の設定変更]

2) Android端末の手順
下記の「登録済み機器の設定変更」の説明ページより、以下項目をご参照下さい。
・設定メニューについて
・ファームウェアバージョンアップ
[登録済み機器の設定変更]

以上